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結婚できないとは思わなかった [思うこと]

子供の頃、周りにいた大人はみんな結婚していた。
親、伯母夫婦(母の姉夫婦。べんじー姉さんの家の事)、友達の親。
当たり前だ。子供のコミュニティなんてのは、親戚や学校が主で、私が子供の頃というのは今ほど離婚がラフなものではなかったから、同級生の親は両親揃っているのが当たり前で、名簿を見ると時々、お父さんかお母さんの名前が書かれていない子が学年に数人いる程度だった。まぁその比率は今でもあまり変わらないだろうが。
私自身、途中から片親育ちになるとは思わなかった。
まぁ私の場合、片親育ちで…父だった人がいなくなって良かったと思っている。

で、そんな環境の子供時代から少女時代を過ごし、彼氏などというものはできぬまま成人したのが21年前。
あの頃は若かった。
恋人がいた事すらないのに、27歳ぐらいで結婚したいななどとのんきに思っていた。
7年あれば、恋人もできて、そういう話になるだろうと思っていたのだ。
甘かった。
ガムシロップを10個いれたSサイズのアイスコーヒーよりも甘かった。
それまでの20年…まぁ中学生から考えてもちょうど7年間の間に何の気配もなかったのに、その後7年で結婚まで漕ぎ付ける訳がないというのは、三十路になって解った。
勿論みんながみんなそうではなく、ハタチを超えて初めて付き合った人とそのまま20代のうちに結婚する人だっていない訳ではないだろう。
が、私はそういう人間ではなかった。

大人になれば、ワサビが食べられるようになるんだと思っていたけれど、いまだにワサビが嫌いなように、大人になればキチンと仕事ができるようになるのだろうと思っていたけれど、既に2年のヒキニート(と言っても常に求職活動中)になってしまっているように、大人になったからと言って自然にできるようになる事など何もないのだ。

年下の子たちがどんどん結婚していく。
もうそれに、焦りも何も感じなくなった。
今焦っているのは、むしろてめぇの墓の用意だ。
今もし急に死んだりしたら、入るお墓がない。
無縁仏でもいいかなもう、とも思ってはいるのだが、永代供養付きのロッカー墓なる物の存在を数年前に知り、結婚もしない子供も生まないという事は、墓を世話してくれる人がいないという事だから、これいいな、と思っている訳だ。
樹木葬にも憧れるが、あれはすげぇ人気があるのでくじ運のない私には無理だろう。
ロッカー墓にも家族用と1人用があるので、早い所お金を貯めて、1人用を買わなくてはならぬと思っている。

1人というのは気楽な物で、別に東京じゃなくてもいいんだよなと思った。
好きな街のそういうお寺のお墓を買えばいいと。
でもやはり、好きではないが私は東京生まれの東京育ち、女性の平均寿命の半分近くなる今まで東京で過ごしてきた。
やはり東京で眠るのが理に適っているのかもしれない。

結婚できないとは思わなかった。
が、私が一人暮らしを始めた理由が、「家に誰かがいるのが嫌だ」だったので(25歳ぐらいの頃か、仕事のストレスでかなり急激に病んでいた。が、当時は精神科が近所にないと思っていたので病院には行かなかった)、今更身内とさえ一つ屋根の下で暮らす事ができない私が、生まれ育った環境が全く違う、血の繋がりもなく、「(愛)情」と「婚姻届」だけで繋がっている男の人と一緒に生活するなんて、考えただけで1日でギブアップしそうだ。同居初日の夜にはもう、1人にしてくれぇー!!と叫びだすだろう。

手相を見てもらった事がある。
晩婚の相が出ているらしいが、占い師さんに「あなたおいくつ?」と問われた時、正直に「38です」(←見てもらった当時の年齢)と答えたら、占い師さん、晩婚の相が出ていると言う前に言葉に詰まった。
そりゃそうだ、38で未婚なら、既に晩婚の域に達している。
問題は、結婚しなければ「晩婚」という占い結果が外れると言うことである。こればかりは当たるか当たらないかは、奇跡が起きて結婚するか、死ぬまではわからないが、外れるのではないかと思っている。

最近めでたく41歳になったのだが、結婚の気配は皆無である。
と言うより、私自身に結婚する気が皆無なのである。
ここまで来たら、人生おひとりさまでもいいかー、と思い始めて早数年。
1人で暮らせる生活基盤を持てればそれでいい。

ので、結婚相手なんかよりも、長く続けられる仕事を探しております。

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